甘めのが欲しい。

怖けず、素直に頷いてから、


「……(ニコッ)」


可愛い。破壊力エグすぎる。両手を包んで、


「帰りまで待つけどいい?」「帰りは21時に


なるよ?」「分かった。就業時間にまわって」


「かしこまりました──?」人目あるなか、


願望に応えてくれたんだ。僕だって期待したい。


店の前で待ってると──。華やいだ笑みで


こっちに小走りする杏奈。


僕の方をみて


キョトンとする、仕草をみせる。