蒼空と並んで歩く。 いつもの帰り道。 いつもの夕焼け。 私は蒼空の手を握った。 「……ねえ、蒼空」 「ん?」 「明日も、一緒に帰ろうね」 「うん。いいよ」 「明後日も?」 「いいよ」 「その次も?」 「はいはい。ずっと一緒に帰ればいいんでしょ?」 蒼空が笑う。 「……うん」 私は小さく頷いた。 「変な美月」 ずっと。 その言葉を、何度も心の中で繰り返した。