「私が……私が一緒に帰ろうなんて言ったから……」 違う。 そんなこと、わかってる。 でも、そう思わずにはいられなかった。 「私が待ってるなんて言わなければ……」 「美月ちゃんのせいじゃないよ」 「違う……!」 首を振る。 「だって、蒼空が……蒼空が……!」 言葉にならなかった。 蒼空のお母さんと一緒に、私は泣いた。 何度も、何度も、蒼空の名前を呼んだ。 けれど、返事はなかった。