『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』


夕焼けに染まった帰り道。いつもと変わらない景色に、私は自然と笑顔になっていた。

「そういえば、蒼空」

「ん?」

「昨日言ってた話ってなに?」

蒼空は少しだけ目を見開いた。

「あー……」

「ずっと気になってたんだからね!」

「うん。そうだよな」

ちょうど信号は赤。

蒼空は立ち止まり、私の方を向いた。

「美月、俺さ……」

その表情が、いつもより真剣で。

私も思わず、足を止めた。

「なに?」

蒼空は何かを言いかけて、ゆっくりと口を開いた。

「俺、実は――」