「美月、待たせてごめん」 教室の扉が開き、蒼空が顔を出した。 「遅い!」 「ごめんごめん。委員会、長引いちゃって」 「もう帰っちゃおうかと思った」 「え、待つって言ってくれたのに?」 蒼空は笑いながら、私の鞄を持ち上げた。 「ありがと。帰ろ」 「うん!」