『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



放課後。

ホームルームが終わると、蒼空が私の机の前に立った。

「美月」

「うん!」

「今日、ちょっと用事ができた」

その言葉に、私は顔を上げた。

「用事?」

「ごめん。委員会あるんだったの忘れてた」

そんなの知ってる。

背中にヒヤリと汗が流れる。

「じゃあ、終わるまで待ってるね」

蒼空は驚いたように私を見た。

「ごめん。今日はちょっと時間かかるかも」

「大丈夫だよ!」

「先に帰っててもいいんだぞ?」

私は首を横に振った。

「今日は絶対一緒に帰りたいもん。話も気になるし」

蒼空は、困ったように笑った。

「……そっか」

そして、私の頭をぽんと撫でた。

「じゃあ、終わったらすぐ来るから。美月。またあとでな」

「うん。またあとで!」

蒼空が教室を出ていく。

私はその背中に手を振った。

またあとで。