『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



教室に入ると、莉子が手を振ってきた。

「美月ー! おはよ!」

「おはよ!」

「ねえ、今日の放課後、駅前寄らない?」

「ごめん!今日はどうしても蒼空と帰りたくて。明日ならいけるから明日行こ!!」

「わかった!全然大丈夫だよ!」

そこへ陸がやってきた。

「お前ら、また買い物?」

「女子の楽しみなの!」

莉子が胸を張る。

そのとき、チャイムが鳴った。

「じゃあ、またあとでね!」

莉子が席に戻る。

私も自分の席に座った。

隣には蒼空。

机の下で、そっと小指を絡める。

蒼空がこちらを見て、笑った。

それだけで、今日も幸せだった。