7月19日。
朝、目を覚ますと、カーテンの隙間から夏の日差しが差し込んでいた。
枕元のスマホを手に取る。
蒼空からメッセージが一件。
『ちゃんと起きたか?』
私は思わず笑みをこぼした。
『おはよ! うん、ちゃんと起きてるよ!』
送信して、スマホを胸に抱きしめる。
昨日、蒼空は言っていた。
明日、話したいことがある、と。
何の話だろう。
夏休みのことかな。
それとも、今度の花火大会のこと?
もしかしたら、ちょっと特別なことだったりして。
・・・別れ話、だったりしないよね?
一瞬嫌なことが過ぎったけど、消し去るように思い切り頭をふった。

