『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



「ねえ、夏休みの予定、ちゃんと決めようよ!」

莉子がスマホを取り出す。

「海の日は決まったけど、ほかにも遊びたい!」

「カラオケ行こうぜ!」

陸が手を挙げる。

「あと、花火大会!」

私が言うと、蒼空がうなずいた。

「いいじゃん。みんなで行こう」

「絶対ね!」

私は蒼空の顔を見た。

「蒼空も来るんだよ?」

「行くって」

「約束!」

「はいはい、約束」

蒼空が笑った。

その笑顔を見て、私は胸の奥が温かくなった。

よかった。

まだ、こうして笑っていられる。