昼休み。
四人で机をくっつけて、お弁当を広げた。
「見て!今日も卵焼き入ってる!」
私が弁当箱を見せると、蒼空がすぐに箸を伸ばした。
「あ、それ俺の好きなやつ」
「ちょっと!まだ食べてない!」
「一個だけ」
「だめ!」
「えー」
わざとらしく肩を落とす蒼空。
私はため息をついて、卵焼きを一つ差し出した。
「……はい」
「やった」
嬉しそうに食べる蒼空を見て、陸が笑った。
「お前ら、ほんと仲いいな」
「うるさい」
蒼空が即答する。
「照れてんの?」
「照れてねえよ」
「顔赤いぞー」
「陸!」
莉子と私は顔を見合わせて笑った。

