『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



「お、買ったの?」

「うん!」

「蒼空、楽しみだな?」

「お前な!」

蒼空が陸の肩を小突く。

私は思わず蒼空を見上げた。

「……楽しみ?」

「何が?」

「海」

「ああ。楽しみだよ」

蒼空は少し照れたように笑った。

「美月と行くの、久しぶりだし」

その一言で、胸の奥がふわっと温かくなる。

私は袋をぎゅっと握った。

早く海の日にならないかな。