『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



放課後。

私たちは駅前のショッピングモールに来ていた。

海の日に持っていくものを買うためだ。

「花火、どれにする?」

莉子が棚の前で悩んでいる。

「これ、いっぱい入ってるよ!」

「でも、こっちのほうが線香花火多い」

「どっちも買おうぜ」

陸があっさり言った。

「お前、金あるの?」

蒼空が聞く。

「……割り勘で」

「ほらな」

二人の会話に、また笑ってしまう。

結局、手持ち花火のセットと線香花火を買うことになった。

そのあと、私たちは水着売り場へ向かった。

「ちょっと、男子はあっち行ってて!」

莉子が陸と蒼空を追い払う。

「なんでだよ!」

「水着見るから!」

「別に見ないって!」

「いいから!」

陸は不満そうにしながらも、蒼空を連れて反対側へ歩いていった。