「ねえ、海のあと、花火もしない?」
莉子が提案した。
「いいね!」
私はすぐに頷いた。
「海で遊んで、夕方に花火!」
「最高じゃん!」
陸も嬉しそうに笑う。
蒼空が私を見た。
「美月、花火好きだもんな」
「うん!」
「じゃあ、花火も買ってくか」
「やった!」
私は嬉しくなって、蒼空の腕をつついた。
「絶対だよ!」
「わかってるって」
陸がニヤニヤしながら蒼空を見る。
「おーおー、彼女には優しいねえ」
「うるせえよ」
「俺にも優しくしろよ!」
「やだ」
「ひどっ!」
莉子が声を上げて笑った。
私も笑った。
こんなふうに、みんなで過ごす時間が大好きだった。

