昼休み。
私たちは四人で机をくっつけて、お弁当を食べていた。
「なあ、海行くなら何持ってく?」
陸が唐揚げを頬張りながら聞いた。
「水着!」
莉子が即答した。
「そりゃそうだろ!」
「あと、日焼け止め!」
「浮き輪も!」
私が言うと、陸が笑った。
「美月、また浮き輪使う気かよ!」
「いいじゃん!」
「じゃあ、俺も持ってくわ。でっかいやつ」
「えっ、どんなの?」
「シャチとか!」
「かわいい!」
莉子が目を輝かせた。
「じゃあ、私も浮き輪買おうかな!」
「お前ら、浮き輪ばっかじゃねえか」
蒼空が呆れたように笑った。
「蒼空は何持ってくの?」
私が聞くと、蒼空は少し考えた。
「タオルと着替えくらい?」
「つまんなーい!」
陸が声を上げる。
「もっと楽しむ気持ち持てよ!」
「なんだよそれ」

