『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



「ねえ、美月。あの二人、朝から元気すぎない?」

「ほんとだね」

「小学生みたい」

「聞こえてるぞー!」

陸がこちらを向いた。

「おはよ、美月ちゃん。莉子ちゃん」

「おはよう、陸!」

「おはよー!」

陸は蒼空の前の席に腰をかけた。

「で、何の話してたんだ?」

莉子が嬉しそうに答えた。

「夏休み!みんなで海に行こうって話!」

わ、ちょうど蒼空と行こうって言ってたけどせっかくならみんなとの方が楽しいよね。

蒼空もそう思ってくれたみたいで視線があって頷いてくれた。

「海!?」

陸が身を乗り出した。

「いいじゃん!俺も行きたい!蒼空、お前も行くだろ?」

「行くよ」

「よし、決まり!」

莉子が手を叩いた。

「じゃあ、四人で海!」

「おー!」

陸が拳を上げる。

私も嬉しくなって、手を挙げた。

「楽しみー!」

「美月、泳げんの?」

陸が聞いてきた。

「泳げるよ!」

蒼空が横から口を挟む。

「こいつ、前に海で浮き輪から手離せなくなってたけどな」

「ちょっと!それ言わないで!」

陸が吹き出した。

「マジかよ!」

「違うの!波が大きかったから!」

「はいはい」

蒼空が笑いながら私の頭を撫でた。

「今年はちゃんと泳げるといいな」

「もう!」

三人が笑う。

私もつられて笑った。