『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



教室に入ると、莉子が手を振ってきた。

「おはよー!美月!」

「おはよ、莉子!」

「ねえねえ夏休みの予定なんだけどさ!」

莉子が机に身を乗り出した、そのとき。

「蒼空!」

振り返ると、陸が片手を上げて立っていた。

「お、陸!」

蒼空が笑って手を振る。

「お前、昨日のゲームの続き覚えてる?」

「もちろん。今日こそ勝つからな」

「いや、昨日も俺が勝っただろ」

「一回だけだろ!」

「その一回が大事なんだよ」

二人が言い合いを始める。

莉子が私の肩をつついた。