『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



「美月ー! 早くしろー!」

玄関の外から聞こえてきた声に、私は慌てて靴を履いた。

「待って!今行く!」

ドアを開けると、蒼空が笑いながら立っていた。

「おはよ」

「おはよう! ごめんね、待った?」

「いや、今来たとこ」

「ほんと?」

「うそ。五分くらい待った」

「えー! ごめん!」

蒼空は楽しそうに笑った。

「蒼空くん、いつも美月がごめんね」

お母さんが私にお弁当を持ってきながら蒼空に話しかけた。

「いえ!全然。もう慣れたし、
美月ほら、行こうぜ!美月ママ!行ってきます!」

お母さんに見送られながら、私は蒼空の隣に並んで歩き出した。