『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



それは、去年の文化祭で撮った写真だった。



『美月、こっち向いて』



あの日、君はそう言って、私の写真を撮ろうとした。



『やだ。変な顔してるもん』



『してないって。かわいいよ』



『……ばか』



恥ずかしくて、顔を背けた。

そんな私を見て、君はいつものように笑った。

君のスマホには、私の寝顔や、変な顔をした写真ばかりが残っていた。

その中にある二人で撮った写真を、私は何度も見返していた。


だって、君が笑っているから。


君が、まだ生きているみたいだから。