何度も私を守ってくれた人。 何度も私に恋をしてくれた人。 そして、私が何度でも恋をした人。 もう声は聞こえない。 もう手を握ることもできない。 それでも、私は彼に話しかけた。 「私ね、ちゃんと生きてるよ」 風が吹いた。