『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



お墓に着くと、そこにはすでに莉子と陸がいた。

「美月!」

莉子が私に気づき、駆け寄ってくる。

「おはよう」

「おはよう。暑かったでしょ?」

「うん、ちょっとね」

陸が持っていた花束を私に見せた。

「蒼空の好きだった花、買ってきたぞ」

「ありがとう」

私は花束を受け取り、蒼空の墓前にそっと供えた。

白い花と、黄色い花。

蒼空ならきっと、花よりアイスのほうがよかったなんて言いそうだ。

そう考えると、少しだけ笑ってしまった。

「……蒼空、みんなで来たよ」

手を合わせる。

目を閉じると、彼の笑顔が浮かんだ。