『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



封筒に口付けをそっと落とし、アルバムの奥にしまった。

自分でも我ながらキザだなとは思うけど、これくらい許してくれ。

いつか、この手紙を読んだ美月が、少しでも前を向いて笑ってくれたらいい。

そう思いながら、俺は窓の外を見つめた。

蝉の声が、夏の空に響いていた。

今年の夏が、終わらなければいいのに。

そんな叶わない願いを、胸の奥にしまい込んだ。