7月20日。 蒼空がいない初めての日。 私は、彼のいない教室で笑った。 3人でお弁当を食べた。 陸のくだらない冗談に、思わず吹き出した。 それから、少しだけ泣いた。 悲しみがなくなるわけじゃない。 寂しさが消えるわけでもない。 きっとこれからも、何度だって思い出して泣く。 でも。 蒼空がくれた時間を、悲しみだけで終わらせたくなかった。