放課後、私は一人で屋上へ向かった。 蒼空から呼び出されて告白された場所。 付き合い始めた日、照れくさそうに手を握ってくれた場所。 フェンス越しに、夏の空が広がっていた。 私は鞄から、腕時計を取り出した。 誕生日に蒼空に贈ったもの。 そして私をループさせてくれたもの。