『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



学校に着くと、教室はいつも通りだった。

友達の笑い声。

廊下を走る足音。

窓の外に広がる、夏の青空。

何も変わっていない。

「美月!」

莉子は私の顔を見つめ、それからそっと抱きしめてくれた。

何も聞かずに、背中を撫でてくれる。

その優しさに、また涙が出た。

「莉子……」

「うん」

「蒼空が……」

そこから先は、言葉にならなかった。

莉子は、ただ私を抱きしめていた。