『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



「蒼空……?」

返事はない。

「ねえ、蒼空……?」

私は彼の頬に触れた。

冷たい。

さっきまで、あんなに温かかったのに。

「……いや」

声が震える。

「嫌だ……」

救急隊員の声が聞こえる。

誰かが私を引き離そうとする。

でも、離れたくなかった。

だって。

だって、また。

「蒼空!」

叫んだ声が、夕暮れの空に響いた。

彼はもう、目を開けなかった。