『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



「……ごめんね」

涙で顔がぐしゃぐしゃになった。

「こんな話、信じられないよね……」

蒼空は、何も言わなかった。

私は俯いた。

やっぱり、信じてもらえない。

そう思った、そのとき。

蒼空の手が、私の頬に触れた。

「……美月」

顔を上げる。

蒼空は、ひどく悲しそうな顔をしていた。

「……そんなに、何回も?」

私は頷いた。

「……うん」

蒼空の瞳が揺れた。

「俺が、何回も死んだの?」

「……うん」

「そのたびに、美月は……」

言葉が途切れた。

私は小さく頷いた。

蒼空は唇を噛んだ。

そして、ゆっくりと私を抱きしめた。