たった五文字のその言葉が、どうしても現実だと思えなかった。 白い花に囲まれた君は、いつもみたいに笑ってくれない。 何度名前を呼んでも、目を覚ましてくれない。 ねえ、蒼空(そら)。 昨日まで、私の隣で笑っていたよね。 明日も会おうって、約束したよね。 なのに、どうして。 どうして、君がここにいるの。 どうして、私は君に触れることさえできないの。