『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



「……蒼空」

「ん?」

「今日、体育休んで」

「え?」

「あと、階段も走らないで。重いものも持たないでね」

蒼空は目を丸くした。

「なんだよ、急に」

「お願い」

「……わかったよ」

少し困ったように笑う蒼空。

私はさらに続けた。

「あと、体調が悪くなったらすぐ先生に言って。絶対に我慢しないで」

「はいはい」

「はいは一回!」

「……はい」

その返事に、思わず笑ってしまった。

蒼空も笑った。

その瞬間だけは、何もかも忘れられた気がした。