『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



「……心配するよ」

「うん」

「だって、蒼空のことが好きだから」

蒼空の目が大きく見開かれた。

陸が「おお……」と小さく声を漏らし、莉子が陸の腕を叩く。

「ちょっと、静かにして!」

「いや、だって今のは……」

「陸!」

二人のやり取りに、蒼空が笑った。

そして、私を見つめた。

「……俺も」

「え?」

「俺も、美月が好き」

涙が出そうになった。

何度聞いても、嬉しい。

何度聞いても、胸がいっぱいになる。

「……うん」

私は蒼空の手を握り返した。

「知ってる」