『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



「……蒼空」

「ん?」

「今日、楽しい?」

蒼空は目を丸くした。

「え? 楽しいけど」

「ほんと?」

「ほんとだよ。なんで?」

私は笑った。

「よかった」

蒼空は不思議そうな顔をしたあと、私の頭を軽く撫でた。

「美月も楽しめよ」

その言葉に、私は頷いた。

うん。

今日は、ちゃんと楽しもう。

明日も、明後日も。

蒼空と一緒にいられる時間を、怖がるだけで終わらせたくない。