違う。 違うんだよ、蒼空。 私は、知っている。 君が死ぬことを。 君が、あと七日でいなくなってしまうことを。 私は、君の胸に顔を埋めたまま、ぎゅっと拳を握りしめた。 絶対に。 絶対に、今度こそ。 君を、失いたくない。 窓の外では、蝉が鳴いていた。 カレンダーの日付は、七月十二日。 君が死ぬ、七日前だった。