明日。
7月15日。
まだ4日ある。
「うん。一緒に帰ろう」
私は笑って答えた。
今度こそ、守る。
病気のことを知ったからって、何も変わらない。
いや、変わった。
もう、蒼空の苦しさを知らないふりはできない。
あなたが隠していた本当のことを知ったから。
あなたが、私と同じくらい、未来を怖がっていたことを知ったから。
だからこそ、私は諦めない。
何度運命の日が来ても。
何度、世界がやり直されても。
あなたと一緒に、明日を迎えたい。
そう願いながら、私は蒼空の手を握った。
その手が、いつもより少し冷たかったことに。
私は、まだ気づかないふりをした。

