『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



病院を出ると、空は夕焼けに染まっていた。

蒼空はいつものように私の隣を歩いていた。

「なあ、美月」

「なに?」

「今日、話せてよかった」

「……うん」

「ずっと、言わなきゃって思ってたから」

蒼空は少し照れたように笑った。

「ありがとな。聞いてくれて」

私は首を横に振った。

「ありがとうは、私のほうだよ」

「なんで?」

「話してくれて、ありがとう」

蒼空は何も言わず、私の頭をぽんと撫でた。

「……明日も、一緒に帰ろうな」

その言葉に、胸が痛くなった。