「……全部?」
「病気のこと。最近、体調が悪くなってること。先生から言われたこと」
蒼空は苦しそうに笑った。
「あと……これからのことも」
私は唇を噛んだ。
「これからのことって?」
蒼空は、私を見た。
「……これからも一緒にいたいってこと」
涙が、溢れそうになった。
「病気のことを話したら、お前が離れていくんじゃないかって、ずっと怖かった」
「そんなわけない……」
「わかってる。そんなやつじゃないって、わかってるんだよ」
蒼空は目を伏せた。
「でも、怖かったんだ。美月の未来に、俺がいないかもしれないって思うのが」

