7月14日。 目が覚めた瞬間、私はスマホの日付を確認した。 4度目の7月19日まで、あと五日。 何度も繰り返してきた朝なのに、今日だけは少し違っていた。 昨日、蒼空が言った言葉が、頭から離れない。 『いつか、ちゃんと話すから』 その言葉の意味を、私は知りたかった。 蒼空が何を隠しているのか。 どうして、病院へ行っているのか。 そして、どうして何度も私をかばって死んでしまうのか。 「……もう、知らないふりなんてできないよ」 制服に袖を通し、私は家を出た。