『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



放課後。

私は蒼空を呼び止めた。

「……ねえ、蒼空」

「ん?」

「さっきの病院の話なんだけど」

蒼空の表情が、わずかに変わった。

「……うん」

「どこか悪いの?」

「……別に」

「本当に?」

蒼空は、少し困ったように笑った。

「ちょっと検査してるだけだって」

「なんの検査?」

「……美月」

蒼空からは聞いた事のない低いその声に、私は思わず口を閉じた。

蒼空は、私の手を優しくそっと握った。

「心配しなくていいよ」

「でも……」

「本当に大丈夫だから」

その言葉を聞いた瞬間、胸の奥が冷たくなった。