『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



「え?」

「心配させてたなら、ごめん」

その言葉に、胸が痛くなった。

謝ってほしいわけじゃない。

ただ、知りたいだけなのに。

あなたが何を抱えているのか。

私に何を伝えようとしていたのか。

「……蒼空」

「ん?」

「私、蒼空のことなら何でも知りたいよ」

蒼空は、驚いたように目を見開いた。

「……なんでも?」

「うん」

私は頷いた。

「嬉しいことも、悲しいことも。誰にも言えないことも」

声が震える。

「だから、ひとりで抱え込まないでほしい」

蒼空は、しばらく何も言わなかった。

ただ、私を見つめていた。

そして。

「……美月は、優しいな」

そう言って、笑った。

いつもの笑顔。

でも、どこか寂しそうに見えた。