『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



言葉に詰まった。

本当は聞きたいことがたくさんある。

どうして、あの日、私に何かを話そうとしていたのか。

どうして、何度も私を庇って死んでしまうのか。

どうして、何も知らない私だけが、こんなにも苦しい思いをしなければいけないのか。

でも、そんなことを聞けるはずがなかった。

「……最近、蒼空がわからなくなるときがあるから」

そう言うと、蒼空は少し黙った。

夕方の風が、私たちの間を通り抜ける。

「……そっか。美月にはやっぱ隠せないか」

蒼空は、ゆっくりと笑った。

「ごめん」