『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



「美月、待たせてごめん」

放課後。

委員会を終えた蒼空が、教室に戻ってきた。

「遅い!」

私は笑って答えた。

「ごめんって」

蒼空は私の鞄を持ち上げる。

「帰ろ」

「うん」

ふたりで学校を出た。

夕焼けの空を見上げながら、私は蒼空の手を握った。

明日。

明日を乗り越えればいい。

そうすれば、また1日。

また1日、一緒にいられる。

「……ねえ、蒼空」

「ん?」

「明日も、絶対に一緒に帰ろうね」

蒼空は少し笑った。

「うん。約束」

その言葉を聞いて、私は何度も頷いた。

今度こそ。

今度こそ、守るから。