『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



事故の音。

倒れていく蒼空。

私の手を握り返してくれた、最後の温もり。

『美月が……無事で……』

「……っ」

思い出しただけで、胸が苦しくなった。

「美月?」

蒼空が私の顔を覗き込む。

「本当に大丈夫?」

「……うん」

私は蒼空の制服の袖を掴んだ。

「ねえ、蒼空」

「ん?」

「今日、一緒に学校行こうね」

「いつも一緒じゃん」

「……うん」

そうだね。

いつも一緒だった。

それなのに、私は二度も蒼空を失った。