夏祭りの日。
浴衣を着た私と、隣で笑う蒼空。
『来年も一緒に来ような』
写真を撮ったあと、君はそう言った。
『うん。絶対ね』
私は笑って答えた。
来年も。
再来年も。
ずっと、一緒にいられると思っていた。
当たり前みたいに。
その約束が、こんなにも遠いものになるなんて。
「……ばか」
写真を手に取り、君の顔を指でなぞった。
「約束、したじゃん……」
来年も一緒に夏祭りに行こうって。
ずっと一緒にいようって。
私を、一人にしないって。
そんなこと、言ってくれたくせに。
どうして、先にいなくなっちゃうの。
どうして、私を置いていっちゃうの。

