聞き慣れた声。 私はゆっくりと目を開けた。 制服姿の蒼空が、ベッドの横に立っている。 「……蒼空」 「なに? また寝ぼけてんの?」 私は勢いよく起き上がった。 カレンダーを見る。 7月12日。 また、戻ってきた。