『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



ドンッ。

鈍い音が響いた。

蒼空の身体が、目の前から消えた。

「……蒼空?」

地面に倒れた私は、何が起きたのかわからなかった。

ただ、目の前に蒼空が倒れている。

「蒼空!!」

駆け寄ろうとする。

でも、足が震えて動けない。

「やだ……」

また?

また、なの?

今日はあの日じゃないよ?

「蒼空、起きてよ……!」

必死に手を伸ばす。

「お願いだから……!」

周囲から悲鳴が上がった。

誰かが救急車を呼んでいる。

私は蒼空の手を握りしめた。

温かい。

まだ、温かいのに。

「……美月」

かすかな声が聞こえた。

「蒼空!?」

蒼空が、ゆっくりと目を開けた。