『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



放課後。

私は蒼空の机の横に立った。

「蒼空、今日一緒に帰ろ」

「うん。いいよ」

「委員会は?」

「今日もないよ」

その言葉を聞いて、ほっとする。

今日は大丈夫。

一緒に帰れる。

事故が起きる場所には近づかない。

それだけで、蒼空を守れるはずだった。

「じゃあ、帰ろ!」

私は蒼空の手を引いた。

昇降口を出ると、莉子と陸が校門のところにいた。

「また明日ねー!」

莉子が手を振る。

「おう、またな!」

陸も笑っていた。

私はふたりに手を振り返す。

そのまま蒼空と歩き出した。

いつもの帰り道。

けれど、交差点が近づくにつれて、心臓が嫌な音を立て始めた。