『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』



昨日と同じ光景。

昨日と同じ声。

蒼空がいつ亡くなるのかを知っているのに、確認せずにはいられない。

「ほら、早くしないと遅刻するぞ」

「待って、今起きる!」

慌てて布団から出る。

蒼空は玄関で待っていてくれた。

「お待たせ!」

「はいはい。じゃあ行こ」

私は蒼空の手を握った。

昨日と同じように。

けれど、今日はその手を離すのが怖かった。