唇にロマンス

「己(オノレ)。キスしたまえ」

女帝の願望のまま、

唇に確認するように触れて離れ触れてを重ねると──

「うまいキスだ。

甘く蕩けそうな、理不尽でもない、

貴重な体験ができた。ベッドインするか──?」

「うまいキスとは

恐れ多き頂戴します。私の心に遺りました──

ベッドインでは些か早く次のターンに

うつりますがよろしいでしょうか──?」

「女帝にも心の準備を宜しく頼むぞ──」

「承知しました。ここで暫く待っています──」

「無遠慮な。贔屓するぞ。ベッドの中では

優しく大切に

扱ってもらうぞ」

「承知しました。優しく身体を扱えば

宜しいのですね──?」

ベッドへ先に深く沈む女帝。満面の笑みで

行われようとしている夜伽に、早速兵士の

鍛え抜かれた裸が丸見えになった。

美しい──アポロンのようだ。

却って私は──性(サガ)女帝。豊満な身体付きを

している。肉付きがいい。しゃぶるには充分だろう


──。