恋うつつ

理玖先生は壁ドンして私に近づく。


「あのな。決定権はこっちにあるんだよ──……」


耳を齧られる。


「ひゃっ……」


「声出すな」


手で口を覆われる。逃げ場がなくなる。


目をギュッと瞑り、昨日したキスみたいに


口付けされるなら唇に早くしてほしい──。


そう願ってたら。