加納欄の豚まんシリーズ34シーズン4

「そんな大げさな話じゃないですよぉ」

「三十人倒しておいて、どこが大げさじゃないのよ!」

「だって、向こうが勝手に……」

「それは署で聞くから!」

「ここ、署ですけど?」

「そういう意味じゃない!」

祥子さん、なんか怒ってる。

あたし、悪くないのに。

「ほら、行くわよ」

「ちょ、ちょっと待ってください!」

「今度は何!?」

あたしは、カップラーメンに手を伸ばした。

「お湯だけ入れさせてください」

「なんでよ!」

「事情聴取してる間に出来上がるじゃないですか」

「伸びるでしょ!」

「…………あ」

そこまで考えてなかった。

大山先輩が、深いため息をついた。

「お前、刑事だよな?」

「はい!」