加納欄の豚まんシリーズ34シーズン4

その日は、あたしが当直だった。

夕方、南署へ向かう途中。

あたしはコンビニの前で、足を止めた。

「……お腹すいた」

当直は長い。

腹が減っては戦はできぬ。

ということで。

カップラーメン。

お水

プリン。

それから――。

「豚まん、一個ください!」

ほかほかの豚まんを受け取り、あたしは満足して店を出た。

「ふふっ。あとで食べよ」

豚まん〰️。

豚まん〰️。

鼻歌まで勝手に出てくる。

南署までは、歩いてもう少し。

コンビニ袋を大事に抱え、歩き出した、
その時だった。

「――おい」

……ん?

顔を上げる。

いつの間にか、あたしの前に数人の男の子が立っていた。