“時間を戻して”

何度、願っただろうか。



部屋にあるごみ箱は

涙で湿ったティッシュで

もう、いっぱいになってしまった。


泣いて、泣いて泣いて…

悲しみも幸せも全て流れて、

からっぽになってしまえばいいのに――。



もう一度、

もう一度だけ君に会いたい。


いつか…、いつかきっと

また、会えるよね…?


そしたら、
今度はちゃんと言えるかな。


君に伝えたい、

素直な気持ちを――。